朱雀の日記

よろしくネ

朱雀の日記の正しい読み方

誰かが、ブロガー? ユーチューバー? 歌い手さん? まあそんなところの人が言ってた「自分がブログを書く理由」について、「自分のブログは遺書だ」と言っていた。「病人でも健康でも誰だっていつ死ぬかわからないことには変わりないし、どこかの時点で事故やら事件やらで死ぬかもしれないわけだし、ネットにでも自分が普段考えていたこととか意見だとかを残そうって」そういうことらしい。なるほど、Twitterもブログもそういう意味じゃちゃんと遺書だ。遺書っていうには纏まりもなにもない情緒不安定なものだけれど。
僕なんかは昨日の味方は今日の敵だったり夢やらやりたいことやらもころっころ変わってしまう(日常で意見や思想が変わることはよくあることだと思うが)から、ブログとかTwitterはまるで遺書としての役割は果たさないかなあって思います。だいぶ嘘ついてるしね、このブログも、Twitterも、現実世界でも。
僕は息を吐くように嘘を吐きます。意味もないのに。嘘言癖っていうらしいですね。これもまた嘘かもしれないと思ったらきりがないですね。
だって恥ずかしいじゃないですか。100%本音の文章をネットの海に流すなんて(思考を把握されることが何よりいちばん恥ずかしくって、恥ずかしいと思っていることさえ恥ずかしい)。デジタルタトゥーもいいところです。現実でだって「正直者はばかを見る」なんて言葉もあるくらいですし。
まあ、ただひとつ、本当に本当のことを言うならば、このブログは9割以上がエンタメでありフィクションであるということです。勿論「日記」として書いているのですから事実をベースにはしていますけどね、誰だってドラマチックにダイナミックに大胆不敵な物語の主人公として生きたいじゃないですか。それに、どうせネットに残すならおもしろおかしく脚色した方が読者にもウケがいいでしょう? ちゃんと"ウケてる"かは不明ですが。スベってるかもね。この文章も。
まあこのブログは私の事実を元に描かれた完全な虚構で、深く考えず、日記というよりも物語として読んでねってことです。

本人はいたって不真面目にこのブログを書いています。